お店の接客の良し悪しは下見に行けばすぐにわかりますが、ポイントをいくつか挙げてみたいと思います。
お店についたときに、何か違和感を感じたりしたら特に注意して下見をした方がいいです。
店員さんが感じよく出迎えてくれなかったり、予約が正しく通ってなかったりするようなお店を接待に使うのは当然ながら危険です。
それを上書きできるような特長がお店にあれば考慮する余地はあるかもしれませんが。
料理や飲みものが出てくるのが遅いと幹事は本当に気疲れしてしまうので、下見の時に注意して確認する必要があります。
そのためには厨房やフロアが回ってそうか(人手が足りてそうかなど)を観察しましょう。
お店が混んでいないときに料理や飲みものが早く出てくるからといって安心してはいけません。
そのような場合には料理を1品ずつ注文するのではなく、何品かまとめて注文しましょう。
ちゃんとしたお店であれば、時間がかかる料理については注文時に時間がかかることを教えてくれるだけでなく、それでも注文したいのか確認してくれます。
注文した料理がすぐに出てきても、冷たい料理がぬるくなっていたり、逆に温かい料理が冷めていたりするようならオペレーションに問題があります。
お客さんの料理に対する期待を裏切ってしまいますので接待には使わないのが無難です。
お客さんや接待する側が発しているシグナルに素早く気づいて対応してくれるお店は幹事にとって本当に助かります。
接待中に何度も店員さんに声をかけるのは、お客さんとの会話を繰り返し中断することになるので避けたいところです。
注文したくて声をかけているときなど、明らかに店員さんを必要としている場合にちゃんと対応してくれるかどうかは必ず確認しましょう。
それすらちゃんとできないお店は接待のときに本当に疲れてしまうので、せっかくですが他のお店を探しましょう。
こちらが何かに困っている様子を察知して声をかけてくれるお店であればかなり安心できます。
あえて服や荷物の置き場に困っている、メニューを探している、トイレを探しているなどのふりをしてお店の対応を見てもいいですが、本当にいいお店であれば意図的に試さなくても気が利くお店だなと思う瞬間があるはずです。